シチリアの旅2日目の午前中は、ノルマンニ宮殿を訪れた。
ノルマンニ宮殿
2000年以上前に建てられた宮殿で、世界遺産に登録されている。アラブ人が築いた城壁の上にノルマン人が増改築に携わったので、アラブ・ノルマン様式の建造物。
✴︎パラティーナ礼拝堂✴︎
建物の2階には、パラティーナ礼拝堂があり、祭壇や壁が金色を主体とするモザイク画で飾られ、壁の下部と床は大理石の化粧張りがされている。パラティーナ礼拝堂内部の美しさはとても素晴らしく、パレルモにある建築物の中でも一番の美しさを誇る、と言われている。
ノルマン宮殿内部へ
✴︎ヘラクレスの間✴︎
現在は、シチリア州議会場として使われており、壁にヘラクレスの一生が描かれている。
✴︎総督の間✴︎
ここには、21人の歴代総督の絵が飾られている。
所々の天井には、モザイク画があってこちらは狩の絵。もしかしたら、ここがルッジェーロ王の間の天井だったかもしれない。
✴︎フェニキアの城砦跡✴︎
地下にはフェニキアの城砦跡。ノルマン王宮は元々フェニキア人たちの砦だった場所に建てられている。
ノルマンニ宮殿の庭園
ノルマンニ宮殿を出たら今度は、隣の庭園へ。
珍しい木や植物を見ることができる。暑かったが、木陰は涼しく、ベンチもあって休憩できる。
午後からパレルモから車で1時間の場所、チェファル Cefalùへ。
チェファル Cefalù
チェファルには浜辺があり、海水浴に来る人達で大賑わい。道路は車でびっしり。駐車する場所もなかなか見つからなかった。暑い中15分歩きやっと街のメイン通りに到着。ジェラート屋さんやお土産屋さんが沢山並んで見るだけでも十分楽しい。
✴︎チェファル大聖堂✴︎
ノルマン王朝時代の、シチリアを代表する大聖堂。1131年に当時シチリア王だったルジェロー2世が、難破の危機を逃れ、流れ着いたこの街にチェファル大聖堂が建設されたそう。世界遺産に登録されている。ノルマンニ宮殿(パレルモ)のパラティーナ礼拝堂も黄金とモザイクで圧倒されるが、この大聖堂も黄金のモザイクが装飾されている。
大聖堂の中は、比較的涼しく良い休憩場所になる。
✴︎街の散策✴︎
海を眺めることができる場所があって、2017年に訪れた時は、写真を撮れるフレームは無かったが、今回行った時には赤いフレームが建ててあった。チェファルも少しずつ進化していく。
〈注意点〉
・どこでもスリや盗難に気をつける
・買い物をする時は、お釣りが合っているかその場で確認
・時間に余裕を持って行動する
・とにかく暑いので、熱中症対策をしっかりと
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